Heller's cafe(ヘラーズカフェ)商品紹介(年代別)

1880'S~1900'S

アメリカにフロンティアが存在した時代。「西へ」と夢を馳せる人々は、新しい地で新しい生活を始める夢に溢れていた。大陸横断鉄道が開通し、交通網の基礎が出来たこの時代、「ワークウェア」はシンプルでありながら、限られた技術のなかでの作り手の創意工夫がみられる。

1900'S~1910'S

「シアーズローバック」や「モンゴメリーワード」といった通信販売メーカーが台頭し、衣料がそれまでのオーダーメイド(注文服)から、レディメイド(既製服)へと進化した時代。その過渡期であるこの10年間では、効率化された既製服に成りきれない独特のディテールが存在する。

1910'S~1920'S

クルマ社会、レジャー社会が産声を上げた1910年代は、衣料の観点からみてもそれまでのワークウェアから、他用途への衣料のカテゴリ分けがなされた時代である。クルマやバイク、レジャーにおけるアウトドア、ハンティングなどに向けた衣料が作られた。この時代に作られたウェアは、その後に枝分かれするあらゆるジャンルのウェアのベースデザインとなっていると言っても過言ではない。

1920'S~1930'S

第一次世界大戦の戦場ではなかったアメリカの工業は、軍需景気により急成長。欧州への物資の輸出、大量生産設備の成長によりアメリカ経済は躍進することになる。好景気から不景気の闇が襲うアメリカ激動の時代。アメリカのワークウェアメーカーも次の時代を見据えたディテールチェンジを迫られるように、1920年代を契機にワークウェアはより「労働着」としての道を歩み出すことになった。

1930'S~1940'S

1929年の世界恐慌を経て、アメリカは経済復興を掲げてあらゆる政策を施行した。その象徴的存在であるのがオーバーオールやシャンブレーシャツに代表されるワークウェアだ。映画「怒りの葡萄」にみられるように、貧しい人はとことん貧しく、富める人はどこまでも富めるという不平等社会のなかでも逞しく働き生きた男達のワークウェア。チンストラップの首元のように、この時代のワークウェアには武骨さが抜きん出ている。

1940'S~1950'S

第二次世界大戦の勝利により、更なる大量生産、大量消費に向かう1940年代は、ワークウェアに限らず多くのデザインの衣料が輩出された年代である。戦時中とは思えない ハイクウォリティなデザインや生地は、アメリカが国家予算をかけて開発したミリタリーウェアに代表されている。